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趣味とか呟きとか

趣味ブログ。端的に言うと自己顕示欲の置き場所。絵を上げたり、本の感想書いたり、長い呟きとか。結構臭いと思う。

帰り道で

スーパーで食材を買った帰り道、自転車を漕いでいると沢山の住宅の中に一つ、目を引く家があった。

1階の様子は見えないが、2階の様子は大きな窓を通して丸見えなのである。

防犯とか大丈夫なんだろうか等と考えながら地面に足をつけ、部屋をよく見ると
床はフローリングで、窓際にはアンティーク調の椅子がこちらを向いて置いてあり、天井には小さなシャンデリアが吊るされ、暖かいオレンジ色の光を発していた。

今思えばショールームだったのかもしれないが僕は単純に
「あっ、いいなぁ」
と感じた。

あんまり止まっているのも変なので、ペダルに足を乗っけて、再び漕ぎ始める。
何が良かったのだろうかと考え、後ろを振り返ってみると、あの家の2階からはやはり暖かいオレンジの光が見えた。

それを見て
あの光が良かったのではないかと考える。

再考し、それだけではなくあの光とあの椅子とあの広い部屋だから良かったのだという結論に至り、家に着く。

一体何が良かったんだろうか

なぜだかわからないが、自分はあの部屋を見て安心感を覚えた
あの部屋を見て、あそこがありのままの自分が存在できる場所なのではないかと感じた。
それが何故なのかは良く分からないが。

ただ昔、親と一緒に寝ていたときのテーブルランプの色はあのシャンデリアのような暖かいオレンジ色の光だった気がする
部屋もあそこまで広くはなかったが、床はフローリングで天井にはシャンデリアを模した白熱電球灯が釣り下がっていた。

あの頃の自分がどうだったのかを考えてみる。

あの頃は幸せだったとは言わないが、確かに自分の居場所というものがはっきりしていた。
自分の家と家族は自分の全てを保証してくれる居場所だった。(深く考えるとそうでもなかったのだが)
しかし今の自分にはそういう場所がないのかもしれない。

するとあの部屋はそういう、ある意味"幸せだった"記憶を思い出させ、陶酔させてくれるものだったのかもしれない。

だから自分はあの部屋に惹かれたのかもしれないな。