なんか雨粒を一粒一粒描いてるからすごいっていう情報は得ていたんだけど実際に観てみるとガチでアニメの中に雨が降ってた。濡れちゃう
時々入るモミジ(?)の枝と池のシーン、あれ最初実写だと思いました(あれは絵で合ってるよね?)
自分が気合入ってるなーと思ったのは雨を含む水の表現と光の表現。
水はアップになったとき
例えば料理している時の包丁の水、雨粒が跳ね返る感じ
光もすごい、人体への反射光、部屋などの光がこちらの画面に反射してるっぽい感じ、終盤のマンションの階段に水の反射光がゆらゆらしている所等
全体的に柔らかい感じになっている
個人的に室内から見た外の明るさと室内灯が光の加減で虹色になっているところとか好きです
まあというか風景に焦点が当てられてるところは大体好き
ストーリーは
靴屋になりたい高校一年生の男の子と不思議なお姉さんが新宿御苑で雨の日に会うって話
雨の朝、男の子は学校の1限をサボって新宿御苑に行って靴のデザインを考えるんだけれど、会社をサボってるっぽい不思議なお姉さんもそこにいる。
最初は気にしてなかったんだけど会話を交わしたりする度に男の子は徐々にお姉さんに心を惹かれていく。
しかし、梅雨が明けると会う口実がなくなってしまい夏休み期間含めた2ヶ月ほど会えなくなってしまった
九月、お姉さんが職員室から出てきたことで男の子の高校の古典の先生だということ、生徒たちのいじめによって学校に行けてなかったこと、今日中に辞めるということがわかる
辞めた翌日、晴れているが主人公は何となく新宿御苑に行くとそこにお姉さんがいた
空模様が変わり土砂降りの雨が降る
両者は雨で濡れてしまい、お姉さんの家で服を乾かすことにする
そこで男の子は思い切ってお姉さんに告白するがお姉さんはそれを断る
でまあ色々あってお姉さんは実家の方で先生をやり、男の子はまた普段の高校生活に戻る
男の子は雨の日、いつもあっていた場所でお姉さんからの手紙を読んで、ちょっと笑っておしまい。
感想としてはなんというか内臓とかを裏側からこちょこちょされて悶える感じだった
なんだろう、なんかいいんだけど観ていておほほほ~んwwwふむふむwwwってなる感じ。
羨ましくて死にたくなるのとうーんってのが共存してる感じ
たぶんお姉さんのキャラがいいから死にたくなるんだと思う
なんだろう、好きな幻想さ加減なんだけどちょっとちゃうかな感を少し受けるとでもいえばいいんだろうか
お姉さんのキャラは大好きですね
教養深そうというか思慮深そうなとことか、ちょっとお茶目な所があるとことか上品に感情を表現するところとか
総括するとストーリーは悪くはない、ただ自分がこの作品で衝撃を受けたのはリアルさと綺麗さが共存している映像だって感じです