荒廃した世界をあてどもなく歩いている気分だ。
物質的な問題はない、ただ不安や焦りや倦怠感がまぜこぜになったような感情と閉塞感がある。
目につく、消化できる大抵のコンテンツでは楽しめなくなってしまったし、楽しめるコンテンツでも楽しさはすぐ消えてしまう。
周りには大量の課題とその締め切り、人間関係が配置されていて、歩くたびにそれらとエンカウントしてしまう。
自分だけそれらの量が多いとは思わないし、周りの人はそれらをうまくさばけてるんだろうけど、なんというか彼らはこういう感情とはあまりかかわりがないんじゃないかとは(実際そういうわけではないだろうけれども)思ってしまう。
昨日まではとにかく休みたいと思っていたが、いざ休みになってみるとより閉塞感が強くなった。
なぜならばこの後に待っている大量の課題や人間関係などがいやでも認識されるからだ。
長期休暇が欲しいが自分では作れないし過去には戻れないので冬休みや春休みまで耐え忍ぶしかない。
しかしそれは院試や卒論などの非常に大きな問題がそれだけ近づいてくるということでそれはそれでつらい。
本格的に研究が始まれば長期休暇という概念はなくなるだろう。
今は長期休暇が(大袈裟な表現だけど)希望なんだけど、これがなくなるならば普通の休日や一日の中に安らぎを見つけなければならない。