絵が上手くなりたかったので描く方法を今まで本とかネットで読んでたんだけど、なんかいまいちだとか自分のやり方にしっくりくるのが見つけられなかったので、いっそのこと自分で考えるかということでちょっと考えてみた。
試みとしては好きな絵にひたすら感覚を近似していこうというもの。
お手本はこれ。
東京グールで亜門と滝元を失ったにも拘わらず、真戸暁がCCGの人たちに冷静な指示を出し、その冷静さに耐えかねた人にお前は悲しくないのかと怒鳴られた後の一コマ。
いや本当に僕はここで泣いてしまって、サークルでどれくらい悲しかったかについて話したら引かれた。
こことヒデの知ってた。は涙腺直撃だった。やっぱ漫画家ってスゲーなーって思った。(小並感)
で、みながら描いたのがこれ。
で、じゃあこれ元絵とどれくらい違うのかというのを比較したのがこれ。(確か最初にあたりをとって左目から描き始めたので左目にお手本を合わせてる)
薄いやつがお手本。かなり違う…。
下が主に違う部分(ほとんど)を示したもの。
目立つ点として
- 右目が上になっている
- 首の位置が右に寄っている
- 右髪が足りない
- 顔がちょっと長い
- 髪が全体的に膨らみすぎ
というのがある。
これはおそらくあたりが悪いだろうということであたりの検証。
(緑がお手本のあたり(と思われるもの)、黒が最初に引いたあたり、赤字はお手本のあたりの分析)
わかったこととしては
- 黒いあたりが適当すぎる(なんかぐねってる)
- 比率の知識が足りなかった
というのが挙げられ、比率は
- 目と輪郭の下の中点が大体上唇くらい
- 顔の縦横比は大体4:3くらい
- 目から輪郭の下までの距離を1とすると、鼻の位置は大体上唇より5分の1ほど上
- 顔の中点を目の位置とすると、てっぺんは大体髪の真ん中くらい(これはいろんな絵の検証が必要だと思う)
などがあげられる。(ぶっちゃけ、これはまだ堀りが甘い(例えば輪郭が急になり始める位置の比率とかはまだわからない)が疲れたのでここらへんでやめとく)
また、顔は正直球体みたいなものなので、あたりとしては球上の曲線を描くべきだが位置による曲率がいまいち分かっていないため、この比率もまだまだ不完全だと思われる。
以上を踏まえて描いた結果はまだないけど気が向いたらやってみようと思う。
追記
目と輪郭の下の中点が上唇くらいと書いたがこの後それに倣って描いてみたら口が少し上にあるように見えた。