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PDF形式の図を無料でWordやパワポに貼り付ける方法(WSL)

はじめに:

 macbook修論を書いてたら、いきなり落ちて2-3日分が吹き飛んだ。こまめにセーブしていたにもかかわらずだ。めっちゃ頑張ってたのに意味わからん。心が折れかけてクックドゥ青椒肉絲でも作って食うかと思ったら、それもなかった。心は折れた。

 確かに最近変な兆候(フォントの大きさを上げると指定した文字の大きさは変わっているのに、フォントサイズの表示は変わらないなど)はあったし、他にも色々あった(ちょっと重いパワポだと必ず落ちて編集が進まないなど)ので、office系をこのパソコンで使うのはやめた方がよさそうだとなった。

 そのため、自分ちのWindows修論を書くことになったんだけども、使ってるmacbookにできて自分ちのWindowsにできないことがあった。それはpdfファイルをそのままwordやパワポに貼り付けることだ。(なんで?)

 そこで、「word pdf 貼り付ける」とかで検索をかけると大体Acrobat Readerが出てくるので、とりあえず落としてwordに出力しようと思ったら、金を請求してくる。金を払いたくないので無料でできる方法を探した。

 

解決法:

 結論から言うとpdfのままだと無理なので、emf形式に変更して貼り付ければいける。そのためにwslにinkscapeを導入して変換すればよい。以下導入方法。

  1. inkscapeの導入

sudo apt-get install inkscape

→ 自分はここで導入できないエラーが出た。エラーメッセージに sudo apt updateすればいいかもよ?と書かれていたので実行したら導入できた。

  2. pdfからemfに変更

inkscape -f (pdfファイル名) --export-emf=(任意のファイル名)

   

効率化:

 これで一応は目的を達成した。

 しかし、たくさんあるpdfをひとつずつinkscapeしていると人生が終わる。なので効率化を図った。

 方法としては引数に指定したpdfを全てemf化する関数を作って~/.bashrcに記述した。

# FOR WORD OR POWERPOINT (PDF TO EMF)
pte() {
        mkdir PDF
        for x in "$@"; do
                if [ ! ${x##*.} == "pdf" ]; then
                        continue
                fi
                inkscape -f $x --export-emf=${x%.*}.emf
                mv $x PDF
        done
}

使い方は以下

pte (pdfファイル名)

これによって元のpdfファイルはPDFというディレクトリに格納され、

emfファイルだけがそのディレクトリに残る。

*でファイル指定すると楽なので、それでも通るようにpdfファイル以外はスルーするようにした。

参考:

stackoverrun.com