サボタージュ、15禁だったんでどんなのが出るかなと思ったら結構グロかった
映画はシュワちゃんが妻をメキシコの麻薬カルテルの人間に拷問され、殺された映像を見ている所から始まる
麻薬カルテルを壊滅させていく9人の特殊部隊があってそこのボスがシュワちゃん
序盤にある麻薬カルテルの事件があり、そこで1000万ドル、シュワちゃん達が手に入れて(違法にというか裏金としてというか)国家に渡すはずだったんだけど
それが消滅
ある日、シュワちゃんは国家組織から、もう一度金を探してこいと言われて再度特殊任務に就くことになり、彼らは任務についたんだけどその時から一人ずつ何者かによって殺されていく
そこでこの事件に目をつけた殺人課の捜査官とシュワちゃんが一緒に捜査をしていく
最初は彼らを恨んでいる麻薬カルテルによってだと思われていたんだけど色々あって結局ずっと殺されなかった部隊の5人の中の1人が殺人者だという結論になる
で、その一人が確定してシュワちゃんと捜査官のペアとそいつが華麗なるカーチェイスを行い、最終的に殺人者が車で事故って瀕死になる。
しかしシュワちゃんが一枚上手で、殺される前にそいつを殺す
(捜査官はそいつが手元で銃を構えようとしてるのが見えなかったのでなぜ殺したのかシュワちゃんに問う)
場面が切り替わるとそこはメキシコ警察署内。
シュワちゃんと警察の偉そうな人が机で向かい合って話している
シュワちゃんは妻を殺した犯人の情報を得るために机の上にどんどん札束を置いていく
偉そうな人は根負けして顔写真をシュワちゃんに渡す
次に犯人の仲間とシュワちゃんが銃撃戦
敵を一掃したあと席に座って、一息つこうとして自分も撃たれていることに気づく。
そのまま感慨深そうに酒を飲んで、葉巻を吸って終わり
意味がよくわからなかったら映画を見てね!
感想
いや、なかなかワイルドで、キッズにはちょっとシビアな映画だった
普通にファッキンやらビッチ等の汚い言葉、内臓やら死体やら、ポールダンス、薬中のお姉さんも出てきた
内容は大雑把に言うと主人公の復讐劇ってかんじでしょうか
殺人者が特殊部隊内に、いるかもしれないというのは最初ちょっと考えたんだけど、後半では絶対麻薬カルテルの人間が犯人だと思ってたから部隊内にいるってなったときは驚いた
ただ、それ以上に驚いたのは消えたお金をシュワちゃんが持っていたこと
最初の方、同僚に結構きついこと言われててかわいそうやな(´・ω・)とか考えていたので、その気持ちを返して欲しい
ざっと、まとめると自分は物語の展開に翻弄されまくったので面白い映画だったと思う
他人や国家に寄らず、自分の信念に沿って行動するのはどうなのかということも考えさせられた
で、この作品、荒れくれ者が多いんで当たり前なのかもしれませんが相手にバカにされたら絶対反抗する
例えばビビってんのかとか下に見られる様な発言を受けたとき隊長であるシュワちゃんがどうするかというと、言った奴の首絞めて思いっきりそいつを圧倒してる
別の例で言えば
警察でも捜査官がお供っぽい、要は地位が少し低い奴になにか言われた時もキッパリと言葉で言い返すし、かと思えば捜査官が子供っぽい反応を起こしたときにはお供っぽい人が今まで言われたことを返すようにおちょくってる(間接的に)
自分なんかはそういうこと言われても愛想笑いとかで誤魔化してしまうので自分の地位維持について色々考えさせられた
あとこれは詭弁の一種、一つのものを過度に一般化する、に当てはまるんだけどアメリカでは下に見られたら負けっていう考えがあるのかもしれないなとも思った